スクーリング履修形態のメリット
担当の教員や全国の学生とコミュニケーションが取れる
通信制大学のスクーリング授業を履修する場合には、授業料の他に会場までの交通費や宿泊費が掛かりますが、担当の教員や全国の学生とコミュニケーションが取れるといった大きな利点があります。特に、通信制大学の文系の学部に入学する場合には、自宅学習が中心となるため、定期的なレポート提出だけではうまく学習のモチベーションを保てないことがあります。こうした問題を解決するには、数か月おきに行われるスクーリング授業に向けて日ごろからスケジュール調整をしたり、SNSを通じて他の学生と日ごろから交流を深めたりすることがおすすめです。また、スクーリング授業の科目によっては、数日から一週間程度連続で授業が行われることもあるため、職場や家族の協力を得ることが大切です。

卒業に向けて目標を明確にすることができる
スクーリング授業に参加をするメリットは色々ありますが、幅広い年齢の学生と実際に顔を合わせることで、学習に関する情報交換ができるのはもちろんのこと、卒業に向けて目標を明確にすることもできます。通信制大学によっては、スクーリング授業に出席をする学生を対象に、事前にネット上でオリエンテーションを実施したり、担当教員が相談に乗ったりするなど、学習上のサポートをしっかりと行っているところもあります。そのため、初めてスクーリング授業に申込をする際は、早いうちから学生向けに配布されている資料を参考にして、職業生活に役立つ内容を学べるかどうか確認したり、授業を履修する意義について検討したりすることがおすすめです。